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マツダ、国内生産累計4,000万台を達成
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、国内生産累計台数が4,000万台に到達し、本日宇品第2工場で記念セレモニーを行った。井巻久一代表取締役社長兼CEOをはじめ、役員、組合代表らが見守る中、4,000万台到達を記念する新型「マツダデミオ」がラインオフした。1931年10月に三輪トラックの生産を開始して以来、75年9ヵ月での達成となった。
セレモニーで井巻社長は、「生産累計4,000万台は、お客様に支えられて達成した記録である。また、創成期から現在に至るまでマツダを支え、尽力くださった多くの先達や関係者、社員の絶え間ない努力の賜物である。マツダはチャレンジ精神旺盛な企業風土のもと、世界の自動車メーカーの中で唯一ロータリーエンジン車を生産するなど、常に新しい技術の開発や価値の創造に取り組んできた。このたびの4,000万台到達をさらなる成長へ向けた通過点と位置づけ、今後もお客様に『見て乗りたくなる、乗って楽しくなる、また乗りたくなる』クルマを提供し続けることができるよう全社をあげて取り組んでいく」と述べた。
マツダは1931年以降三輪トラックを始めとする小型トラック分野での地位を固めた後、1960年には軽自動車「マツダR360クーペ」の生産を開始し乗用車部門へ本格的に参入した。その後、世界初の2ローターロータリーエンジン搭載車「マツダコスモスポーツ」、ブランドアイコンの「マツダサバンナRX-7」などのスポーツカーや、長期にわたり代表車種であった「マツダファミリア」「マツダカペラ」などを生産、国内外で販売することでグローバル企業へと成長した。2002年以降はブランドメッセージの“Zoom-Zoom”をより明確に具現化した「マツダアテンザ」「マツダアクセラ」をはじめとする新世代商品群を市場導入し、世界中で好評をいただいている。
マツダは従来から人と環境にやさしく、かつ効率的な生産を実現するために生産領域においてさまざまな改革を進めてきた。最近では「スリー・ウエット・オン塗装」や「計画順序生産」の適用範囲の拡大などに取り組み、独自のフレキシブルな高品質・同期生産ラインを構築している。今後も、「マツダ アドバンスメント プラン」で掲げたビジネス効率とブランド価値の向上を追求することでさらなる成長を目指すと同時に、品質、安全、環境に配慮し、お客様が満足する最高のクルマとサービスを提供していく。 |